審美歯科についてestnic

審美歯科のよくある質問

  • 保険診療の範囲ないでできる審美歯科は、コンポジットレジン(CR)修復とコンピューターシステムのCADCAMで製作するハイブリッドクラウン(CADCAM冠)のみとなります。CR修復とは虫歯などで歯を削った後に歯色の充填用樹脂を充填する方法です。CADCAM冠は小臼歯までに対応となっている白い被せ物となります。オールセラミック・ジルコニア・審美入れ歯などのより良い見た目の治療は、保険診療の適用範囲外となりますので自由診療となります。

  • 特に前歯の審美歯科では必ず必要です。写真という資料がない場合、歯科技工士は模型だけを見て製作するため、当院のコンセプトである「顔貌や口元との調和」を達成することができません。また写真撮影によって現在の口腔内や噛み合わせの問題点を列挙し、問題を解決するための治療提案ができない可能性があります。より高度な審美歯科を行うためにも、顔貌・口腔内の写真撮影にご協力ください。

  • まずは写真診査から治療提案を行い、治療方針が決まれば、歯を形成して型を取ります。セラミックの製作期間は審美専門の歯科技工士に製作を依頼する場合は2週間、セレックで製作する場合は1週間いただいております。装着前に色や形の確認を行い、修正が必要な場合はさらに製作期間いただく場合があります。クラウンレングスニングや根管治療が必要な場合はさらに期間がかかります。

  • 現在使用している入れ歯があれば、その評価から行います。現在の入れ歯のどこをどうすれば綺麗になるかを診査診断いたします。その評価を参考に入れ歯を製作いたしますが、だいたい1ヶ月から2ヶ月くらいを考えていただけると良いかと思います。型取り・噛み合わせ・前歯試適・臼歯配列・完成という順序で治療を進めます。前歯配列は審美に最も影響することから何回か修正を必要とする場合がございます。

  • 特に前歯の治療中は仮歯を作製して装着いたしますので、「歯がない」というようなことはありません。しかし仮歯は詳細な色や形の設定が困難のため、歯科技工士にプロビジョナルレストレーション(別途費用)を依頼する場合があります。プロビジョナルレストレーションとは、担当する歯科技工士が最終修復物をイメージして製作する仮歯となりますので、だいたいの色と形を合わせることができます。

  • セラミックでも入れ歯でもインプラントでも、もちろん最終的に装着する前に患者様にも見ていただき、満足のいく形で承諾をいただくまでは装着いたしません。色・形・歯肉との調和などの診査項目に妥協をすることは決してありません。患者様と歯科医師が納得いくまで修正を行います。その際には担当歯科医師にご希望をなるべく詳しくお伝えください。

  • セラミックは「白いだけ」ではありません。銀歯よりも生体親和性が高く、歯肉との相性も良いため身体にとっても優しい材料です。また金属のように変形を起こさないため金属の変形による虫歯(2次齲蝕)の予防にもつながります。金属アレルギーのある患者様にも適応できる材質となっています。お口の中の銀歯を1本でも少なくするように心がけ、コンポジットレジン修復などの治療も行っています。

  • セラミックが歯科業界で使用され始めたのが1960年代、オールセラミックは2000年代に入ってから応用されるようになりました。セラミックの歴史はまだまだ浅いというのが現状です。しかしセラミックの生体親和性や長期安定性は多数の学会から報告されており、保険の銀歯やレジンよりも変色や変形を起こしにくいということからも、長きにわたっての使用が可能であると考えています。そのためには歯が悪くなった原因や患者様固有の安定咬合を見極め、セラミックや歯に過度な咬合力や負担がかからないようにすることが大切です。

  • 過度な咬合力や歯ぎしりなどの口腔悪習癖によってセラミックが破折したり脱離したりすることがあります。そのためセラミック装着後は歯ぎしり予防用のナイトガードの装着をお勧めしています。またセラミックは人工物であることから生体の加齢変化には対応できません。加齢変化による咬耗や摩耗、歯肉退縮などにより、口腔内環境に合わなくなった際には再治療が必要となります。

  • 前歯の見た目を構成する要素として「歯の大きさ」「歯の形態」は重要な項目のひとつとして捉えています。歯の横幅と縦幅の関係性でバランスが良くないと判断した場合には「クラウンレングスニング(歯冠延長術)」という処置をお勧めしています。クラウンレングスニングには歯肉だけを切除する「歯肉整形」と歯肉を切開剥離して歯槽骨の整形を行う「歯槽骨整形」があります。歯周組織が健全な場合には歯肉と歯槽骨の関係性を壊さないためにも歯槽骨整形術を選択する場合が多いです。

  • 性別だけに限らず、年齢やキャラクタライズによっても歯の形態や口元の見た目は異なります。患者様がどういう口元にしたいのかをしっかりとお伝えしていただく必要があります。「女性らしい口元」「綺麗系」「可愛い系」「たくましい感じ」「男らしい感じ」といった抽象的なご要望でも構いません。患者様の主観的な審美と客観的な審美を融合させた一人一人に合った前歯を設計することを心がけています。

  • 1本だけの治療から全顎28本の治療まで対応しています。1本だけの治療は、周りの歯との調和が重要であり、大きく形態を変化させたり、口元の雰囲気を変えるようなことは難しいです。前歯4~6本のセラミック治療の場合、顔貌からの局所ポイントとして雰囲気や口元の演出を変えることができます。

  • セラミックの色調や明度は設定の自由度が高いため、さまざまな色に対応できます。もちろんホワイトニングを行っている歯の色にも合わせれます。しかしホワイトニングを行ってもセラミックは白くなりませんので、セラミックをする前にホワイトニングを行うことをお勧めしています。セラミックをした後にホワイトニングで合わす方法だと、ホワイトニングの個人差によって色が合わない可能性があります。

  • 基本的に何歳でもできますが、成長期が終わる頃(男18歳・女16歳)以上の方におすすめしています。成長による歯の萌出によって歯と歯茎の境目が合わなくなる可能性があるためです。またセラミックによる矯正は20歳以上の方にさせて頂いております。

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