セラミック矯正についてceramic

セラミック矯正の
よくある質問

  • ワイヤー矯正・マウスピース矯正のほかに「セラミック矯正」も行っています。セラミック矯正とは、セラミック修復を行う際に歯の向きや方向を変えて綺麗に並んでいるように見せる手法です。しかし無理なセラミック矯正は歯根に対する負荷がかかりすぎる場合があり、それにより歯根破折や根尖性歯周炎の原因、場合によっては抜歯になる可能性もあります。歯に無理な力がかかると判断した場合には、矯正歯科の選択が必要となる場合があります。

  • 短期間で歯並びだけでなく歯の形態や色までも治療できるセラミック矯正は魅力的に感じる方も多くいらっしゃいます。軽度の叢生や捻転している歯などはセラミック矯正をしても歯に影響は大きくないですが、無理なセラミック矯正は歯根への負担や噛み合わせへの影響が大きくなり、将来的な顎関節のトラブルや抜歯のリスクを高めます。特に歯の方向や位置を大きく変えたように見せるセラミック矯正は歯根破折の原因になります。

  • セラミックで「すきっ歯」を治療する場合、ラミネートベニア修復を選択することが多いです。ラミネートベニアとは歯の表面を薄く形成し、セラミック製の薄いベニアを接着することで、歯の形態を変えることができます。これを応用することですきっ歯を治療することができますが、デメリットとして歯の横幅が大きくなってしまうことで、前歯の形態的なバランスが悪くなる可能性があります。そのような場合には部分矯正やマウスピース矯正を応用しています。

  • 出っ歯には3種類あり、骨格は正常で「歯だけが出ている」ものと「骨格的に上顎骨が出ている」もの、その両方が関与しているものがあります。歯だけが出ているものはセラミックによる矯正が可能ですが、多くの場合に神経治療が必要であり歯にかかる負担も大きくなる場合が多いです。またセラミックをするだけでは歯肉の高さが合いにくく歯が長く見えるようになる可能性があり、お勧めできない場合もあります。骨格的な問題がある場合、セラミックによって歯だけを後退させても出っ歯感が残る可能性があります。そういった意味では、出っ歯の治療にはセラミックではなく矯正歯科をお勧めしています。

  • 基本的には反対咬合はセラミックで治療できないと考えていただく方が良いと思います。反対咬合の場合、上下顎の前歯の方向を大きく変える必要があるため、仮に上下顎の歯をセラミック治療したとしても、歯根にかかる負担が大きくなる可能性が高く、歯の長期安定性は見込めません。将来的に上顎の歯が抜歯となった場合、歯槽骨の吸収が起こり骨格的なバランスがさらに悪くなることがあり、骨格的な問題がさらに大きくなった場合インプラント治療ができない場合があります。

  • 「できる」か「できない」で言えばセラミックによる八重歯・乱杭などの重度な叢生や歯並びの矯正は「できます」が、前歯の抜歯や神経治療が多く必要なことから、歯の将来的な長期安定を考慮してお勧めしていません。また前歯の歯並びによって不正咬合を起こしている可能性もあり、顎関節への影響も懸念されます。本多歯科の治療理念は「歯や顎関節を守る治療」でありますから、歯や顎関節を犠牲にしてまで審美を優先する治療はお勧めしておりません。

  • 歯の表面にある白い斑点(白濁)はエナメル質異形成症といって医学的には治療の必要はございません。しかし見た目が気になるといった相談が多く寄せられています。治療方法はさまざまですが、ホワイトニングによって白濁の周りを白くして目立ちにくくするというのが一般的です。また白濁のところを削ってエナメル色のコンポジットで詰めるという方法もありますが、詰めたところが経年的に変色することから、あまりお勧めではありません。ラミネートベニアを応用して前歯の色をきれいにすることもあります。

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