総合診断による一人一人に対する
適切な治療提案comprehensive

診断とは“現在の症状に至った原因”を追及すること

診断とは“現在の症状に至った原因”を追及すること

歯科医院を訪れる方々は何かしらの問題を抱えていらっしゃる場合がほとんどです。「歯が痛い」「歯ぐきが腫れた」「詰め物が取れた」「見た目が気になる」など症状や訴えはさまざまです。

歯の状態が虫歯を患っている場合には虫歯治療や根管治療を行い、歯ぐきの状態が歯周病を患っている場合には歯周病治療や歯周外科治療を行い、差し歯が外れたり見た目が気になる場合には再装着や再治療を行います。

ではこれだけの歯科治療で本当に充分でしょうか。治療直後には「噛めるようになった」「歯ぐきの腫れがひいた」と問題が解決したことになりますが、その状態がいつまで続くのか、また新たに問題が生じるリスクはないのかということが歯科治療の良し悪しとして大切なことです。

何が原因で歯が悪くなったのか?生活習慣や口腔内環境によって歯に感染が起きたのか、または不正咬合や食いしばりにより歯が欠けたり歯周組織に影響をもたらしたのか、もしくは他にも原因があるのか、そういった歯が悪くなった原因をとことん追及することこそが診断の第一歩なのです。

ライフステージに合わせた
治療提案

総合診断によって得られた情報をもとに治療する際に、ごく簡単に治療できる場合もあれば、大きく口腔内を変化させなければならない場合など、症例によって治療の過程はさまざまです。

虫歯や歯周病だけの問題なのか、もしくは咬合や歯並びが関与しているのか、あるいは口腔悪習癖が影響しているのか…。

口腔内の問題を改善するためには、現在症状が出ている箇所だけを診るのではなく、病態を確実に診断して現在の症状に至った原因を解決する治療計画立案が必要不可欠です。

しかし治療計画を左右する要因として、患者様の年齢・性別・骨格のみならず、心理面や精神面、治療にかけられる時間や費用などの生活背景などが異なるため、どの患者様も同じ方法で治療するわけにはいきません。

患者様一人一人と真摯に向き合い、その人に合った理想的な口腔内環境の考察から、現時点で投資すべき治療ゴールや患者様のライフステージやライフスタイルに合わせた治療計画を考えています。

総合診断に欠かせない道具

一眼レフカメラ

一眼レフカメラ

歯科用一眼レフカメラで患者様の顔貌・口元・口腔内を撮影します。撮影する方向・位置・角度・倍率などを一定に保ち規格性に撮影することで、骨格や筋肉の状態や咬合のパターンなどを分析します。

一人一人の口腔内に合った治療方針のご提案を行う上で写真診査は最も重要な項目となります。審美歯科においては笑顔時の口唇の形や顔貌の基準線の設定など、キャラクタライズに調和した審美修復に活かしています。

MacBook

MacBook

撮影した写真をMacのKeynoteというプレゼンテーションソフトに取り込み、わかりやすく資料化を行い、比較検討を行うことで正常異常の見極めや治療による変化などを何度も何度もシュミレーションしていきます。

また患者様のデータを歯科衛生士や歯科技工士と共有することにも使用しています。大きい画面で写真を拡大や縮小しながら説明することで、患者様にもよりわかりやすく歯の形態や見た目を相談・共有します。

半調節性咬合器

半調節性咬合器

生体の顎関節機能を再現できる咬合器です。フェイスボウを使用して生体と咬合器を一致させることにより、顎関節が動く方向を見極め、下顎骨の動きに合わせた補綴物の作製を行います。

また顎関節の開閉口運動と歯が噛み合う位置の差を診ることで、咬合再構成や矯正歯科といった「噛み合わせ治療」を行っています。噛み合わせ治療を行う上で「咬合器診査」は最も重要な診査項目であり、欠かせない道具となっています。

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診療時間
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15:00~19:30 × ×

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